ネクタイピンのブランド11 − ミキモト(MIKIMOTO)

スポンサードリンク
1893年、世界で初めて真珠の養殖(半円真珠)に成功を収めた御木本幸吉氏。その御木本幸吉氏が1899年、銀座に御木本真珠店を設立したのが、ミキモト(MIKIMOTO)の始まり。現在では築地に本社を置いて、真珠の販売では世界一のシェアを誇る宝飾品の製造・販売会社としてその名を知られています。

ミキモトの名を世界で一躍有名にしたのは、”パリ裁判(真珠裁判)”と呼ばれる裁判での勝訴で、半円真珠の養殖に成功した後、真円真珠の養殖にも成功したミキモトが海外へ進出した際に、天然真珠を扱う海外の宝石商たちから排斥されそうになったのが発端。

「日本の養殖真珠は、本物の真珠として認められるものではない」とする宝石商たちの主張に対し、イギリスやフランスの学者たちが「ミキモトの真珠は天然の真珠と、何ら異なることはない」としてこれを退けたこの裁判は、ミキモトの真珠を本物の真珠と立証することになりました。

そういった経緯があるからというわけではありませんが、ミキモトのネクタイピンの特別感はひときわで、14K、18Kといったゴールド地やシルバー地を透かしにして、その透かし部分に真珠を装飾した上品でゴージャスなつくりのものを多く出しているのが特徴。

仕事の際のビジネススーツを始め、ちょっとめかし込んで出かける際の洒落たジャケット、パーティーなどの席でのドレススーツなど、それぞれのシーンでそれぞれのスタイルにキラリと光る印象を与えてくれるミキモトのネクタイピンは、気持ちを豊かにしてくれます。

ネクタイピンのブランド10 − カルティエ(Cartier)

スポンサードリンク
1847年、宝石細工師であるルイ・フランソワ・カルティエが、パリにアトリエを持ったのがカルティエ(Cartier)の始まり。後に”宝石商の王”と呼ばれるようになったカルティエは、この地で限られた顧客を対象にして、カルティエ・ブランドの礎を築きました。

そして1900年代に入り、3人の孫がそれぞれ、ロンドン、ニューヨーク、パリに店を構えたことで、カルティエの名が世界中に広まることになるわけですが、中でも、後に3代目となるパリ店を預かったルイは、アール・デコ様式のジュエリーをはじめとする商品を開発したことで、カルティエの名声を高めています。

また、ブラジル人飛行家のアルベルト・サントス・デュモンと親交のあった彼は、サントスより「飛行機の操縦中に、懐中時計では時間を確認できない」との相談を受けたことから、当時、時計職人として名高かかったエドモンド・ジャガーの協力を得て、腕時計の原型をも創出。

カルティエのネクタイピンは、こういった、創造ともいえる商品開発の歴史を反映しているかのように、落ち着いた雰囲気を持っているのが特徴で、ゴールドやシルバー地にブラックカラーを背景として、カルティエのトレードマークやロゴをあしらったものが代表的です。

ですから、どんなスーツやネクタイにも違和感なく合わせられますが、上品でシンプル、それでいてカルティエならではの重みを感じさせるテイストは、渋めのスーツやネクタイを纏ったときにこそ、使いたい気分にさせられるものであると言って良いでしょう。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。