ネクタイピンのブランド15 − クリスチャン・ディオール(Christian Dior)

スポンサードリンク
1905年、後に史上最大の上陸作戦が行われた場所として有名になる、フランスのノルマンディーに近いグランヴィルという所で生まれたクリスチャン・ディオール(Christian Dior)。実業家の家に生まれた彼は、両親の彼を外交官にしたいという望みの中で成長しました。

彼はその望みに応じる形で、1920年から1925年までの足掛け6年間をフランスのパリ政治学院に学びましたが、成長した彼が本当に興味を持ったのは芸術で、1928年には両親の出資を得てアートギャラリーをオープン。ところが、財政難から2年で閉鎖を余儀なくされます。

その後、1930年代に入って彼が生計のための職として選んだのがオートクチュールハウスのスケッチデザインの仕事で、さらに1930年代後半から、当時フランスのクチュール界をリードしていたリュシアン・ルロンの下でデザイナーとして経験を積み、1945に独立しました。

そして、1957年に亡くなるまでの11年間、パリのオートクチュール界に君臨した彼のブティックは、現在では、世界各国の名だたる都市の中心部に展開されるまでになっています。そんなクリスチャン・ディオールのネクタイピンは、シンプルでエレガントな雰囲気が特徴。

ゴールドを基調にしたものが多く、表面をヘアライン仕上げにしてイニシャルである”CD”ロゴをレリーフにしたもの、青い石をはめたアイコンにCDロゴを加えたもの、他にもCDロゴをヘッドにしたタイチェーンなど、ドレッシーなスーツに似合うラインアップとなっています。

ネクタイピンのブランド14 − ヴェルサーチ(VERSACE)

スポンサードリンク
1946年、イタリアのレッジョ・ディ・カラブリアでブティックを営む母親のもとに生まれ、当たり前のようにその環境下で幼い頃からファッション業界に親しんだジャンニ・ヴェルサーチ(Gianni Versace)が、1978年に自分自身のブランドとして創設したのがヴェルサーチ。

ヨーロッパのデザイナーならではの古典的なモチーフをモダン化する手法を用いながら、その派手で官能的とも言えるデザインは非常に新鮮な印象を与え、パリ・コレクションでオートクチュールを手掛けたり、舞台衣装の製作をしたりと多くの活躍の場を得ました。

その活躍の場から、ジャンフランコ・フェレ、ジョルジオ・アルマーニとともにミラノモードの”3G”と呼ばれるようになりますが、1997年、彼はアメリカのマイアミで同性愛の恋人と噂された人物によって射殺。約20年にわたった活躍はその幕を閉じてしまったのです。

現在は、彼の妹であるドナテッラ・ヴェルサーチが後を引き継いでいますが、そのデザインコンセプトはなお健在で、兄ジャンニ・ヴェルサーチのデザインにさらに官能的な要素を加え、ネクタイピンのデザインには艶やかさを持たせる手法が活かされているのが特徴。

ゴールド、シルバーに”VERSACE”ロゴや、ジャンニ・ヴェルサーチのイニシャル”GV”、トレードマークである”メデューサの顔”を大胆に表現しながらもシンプルで薫り高いそのシルエットは、まさにスーツ姿に「色を添える」アクセサリーと言って良いでしょう。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。