ネクタイピンのブランド5 − エルメス(HERMES)

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1837年、ティエリ・エルメスが開いた馬具工房を母体とするエルメス(HERMES)。時の権力者であるナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客に持つことで頭角を現し、3代目のエミール・モーリス・エルメスが、事業の多角化に着手したことで、現在のエルメスの礎を築きました。

1890年代には、馬具製作の技術を基にエルメス最初のバッグを製作し、1927年には時計を発表。その後、服飾品、装飾品、香水などといった分野にも手を広げ、今やそれらの製品のデザイン、製造、販売のすべてを手がける会社になっているのはご存知の通りです。

そしてエルメスと言えば、最も有名な商品に「ケリーバッグ」がありますが、実はケリーバッグは本来、サドルバッグ(馬の鞍に付けるバッグ)を婦人用に改良した物なんですね。

これは、元来が実用本位のサドルバッグでさえ、一流のファッション・バッグにしてしまうエルメスのセンスの良さを示す端的な例だと思いますが、もちろん、そのセンスの良さは他のいろいろな商品にも活かされていて、ネクタイピンもその内のひとつ。

エルメスのネクタイピンは、「華やかな中にも、しっとりとした質実の風が宿る」といった表現がピッタリする感じで、エルメスのイニシャルである”H”をデザインのモチーフにしたものを代表として、香るようなイメージのものが多いのが特徴となっています。
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